【アトピー性皮膚炎】はじめての飲み薬「オロパタジン塩酸塩」で痒みがおさまった
前回の記事では、新しく行った皮膚科で処方された塗り薬を紹介しました。
その時に一緒に飲み薬も処方されたので紹介します。
オロパタジン塩酸塩の味
アトピー性皮膚炎だけでなく、花粉症にもよく処方される薬とのこと。
しかし激マズです…。
よく言えば甘いフルーツのような香りが口の中に入れる前からしています。
とても溶けやすい薬なので、口に入れた瞬間から飲み込むまで時間の勝負です。
私はいかにも薬というような苦い味の方が得意なので、オロパタジン塩酸塩のようにフルーティーな感じは結構苦手でした。
オロパタジン塩酸塩の効果
これを飲みはじめてから痒みが消えました。
元々とくに酷かったところさえも4〜5日したら痒みが一切ない。
普通に痒かったところは1日目から痒みが取れました。
まるで全身麻酔をしてるかの様です。
掻かないので悪化しない→傷口がある程度治る
アトピーなら分かると思いますが、炎症が落ち着いてもそこからすぐ元の肌に戻るわけじゃないです。アトピー跡(?)は残りますが、触った感じのデコボコというか赤みは消えました。
オロパタジン塩酸塩の副作用『眠気』
副作用の眠気が結構ある言われていました。
私は24時間眠たいので、薬の副作用はありませんでした(???)
普段からお昼寝を4時間くらいしてるのでいつもと同じ生活です。
社会人やテスト期間の学生には辛いかもしれないです。
…と思って使ってましたが、数か月使ってみた感想としては日によっては眠気が来ます!!
かなり強く副作用が出る日は、お昼寝を合わせて1日で16時間寝ていました。
眠気は副作用でよくありますが、オロパタジン塩酸塩の眠気はかなり強いと思います。気を付けた方がいいです。
オロパタジン塩酸塩では保湿はできない
これは痒みを中から抑える薬だそうです。
なので保湿は自分でしないといけません。
痒みがないからといって半日くらい保湿をサボっていると、肌がピキピキしてきます。見てみると粉がふいています。
全然痒くないのに乾燥しているので不思議な感じがします。それが麻酔みたいと思った理由ですね。
足が痺れすぎて感覚がないみたいに、体から痒みの感覚が消えた様になります。
オロパタジン塩酸塩で怠けてはいけない
薬で痒みが消えてるだけで、アトピー性皮膚炎が治ったわけではないと思います。
なので薬が切れた時にどうなるかはわかりません。今できるのはしっかり保湿することのみ。
ただ痒くないので嬉しくなってチョコや小麦製品などを食べてしまいます…。
ステロイドより方オロパタジン塩酸塩の方が効く気がする
個人的にはそう思います。
ステロイドは確かに塗った瞬間から痒みが消える謎の薬ですが、所詮塗った部分だけです。
オロパタジン塩酸塩は、全身麻酔の様に痒みが消えるのでさらにすごいと思いました。
万が一痒くなったら…と少しのお出かけのためにステロイドを持ち運ぶ必要もありません。
手指のステロイドは、塗った後に作業ができなかったので、その点も飲み薬の方がいいと思いました。
色々な皮膚科に行きましたが、飲み薬を処方されたのは初だったので嬉しいです。
でも全身が麻酔されてるようなほど痒みを抑える薬…。結構キツイんじゃないの?と心配もあります。
皮膚科ではしばらく飲み続けるように言われているので飲み続けます。
花粉症の人も使ってるらしいから大丈夫だと思いたい。。。
皮膚科によってはステロイドの使い方に差がある
だと思っていたので、皮膚科によって処方されるものが違って驚きです。
今の皮膚科はよっぽど炎症が起きている部分以外はステロイドを使わない方針です。
ステロイドに頼りすぎると肌が弱くなるからだって。
飲み薬と保湿剤で治す感じ。
とはいえ一応ステロイドも使うので脱ステではないですね。
1つ前に通ってた皮膚科はとにかくたっぷりのステロイドを期間を決めて塗って治すパターンでした。
そりゃ最強のかゆみ止めなのでたっぷり塗ってるうちは痒くないんだけど、結局やめると痒くなってまた行かないといけなかったです。
なにより激混みで診察時間もあっというまなのが好きじゃなかったので1年くらい通ってやめました。
今のオロパタジン塩酸塩を出してる病院は間隔をあけた予約制で話も聞いてくれたり、日常生活のアドバイスもくれるのでいいなーと思いました。
ただしあんまり肌は見ないので、そこだけ心配。
何度か通って不満点とか不信感が出てきたら、病院を変えてみるものありかなと思います。